理学療法 一過性脳虚血発作の運動療法

■一過性脳虚血発作により入院し、行っている運動療法
運動療法の内容
【目的】圧迫骨折を繰り返すことによる体幹筋の筋力低下と糖尿病のコントロールをすること。
【内容】
ベッド上仰臥位で膝関節伸展位のまま片脚挙上を左右交互に行う。
両膝関節90°屈曲位で殿部をベッドから持ち上げる
②の肢位から両下肢を両側に倒す。この際膝関節外側部に徒手的に抵抗をかける。
四つ這い位の状態で上下肢交互挙上運動を行う。
端坐位で殿部に不安定クッションを引き、前方に机をセットし、上肢を机の上に乗せ、交互に股関節屈曲運動を行う。次に机を外し、同じように運動を行う。机の無くすと体幹の動揺がみられる。
一過性脳虚血発作(Transient Ischemic Attack:TIA)について
【症候】TIAの症候は、内頚動脈系のもと、椎骨脳底動脈系のものとに分けられる。
内頚動脈系のTIA
運動障害:一肢または同側上下肢の脱力、麻痺、うまく使えないなどである。
感覚障害:一肢または同側上下肢のしびれ、感覚鈍麻、異常感覚などである。
構音障害および失語:発語、書字、言語理解の困難、読字や計算の困難などである。
視力障害:一眼の失明またはその一部の視力障害
同名性半盲
上記症候の組み合わせ
椎骨脳底動脈系のTIA
運動障害:一肢または左右上下肢がいろいろな組み合わせで、脱力、うまく使えない、麻痺などを起こす。発作によっては右、左と障害側が変わったり、軽い随意運動の障害から完全な四肢麻痺までその程度も変化する。
感覚障害:一肢または左右上下肢がいろいろな組み合わせでしびれ、感覚鈍麻、異常感覚を起こす。よく一側または両側の顔面、口唇あるいは舌に感覚障害がみられる。
視力障害:両眼の視力が完全に消失することもあるが、不完全な時には部分的な視力障害が起こる。
同名性半盲
歩行時の平衡障害と姿勢異常:回転性めまいを伴わない運動失調、平衡障害、不安定性などが起こる。
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