米国株が記録的な下落。今後の米国経済はどう進むのか?日本への影響は?

週末のニューヨーク株式市場は、前日の激しい売りの反動で小反発した。
優良株で構成されるダウ工業株30種平均は、前日比8.77ドル高の31,261.90ドルで取引を終えた。
しかし、景気後退への懸念は根強く、一時は600ドル以上下落した。
ハイテク株が多いナスダック総合指数は、33.88ポイント安の11,354.62で取引を終えた。
週足ベースでは、ダウ平均は8週連続の下落となった。ロイター通信によると、これは1932年以来、90年ぶりのことだという。
ニューヨーク証券取引所の出来高は12億4418万株で、前日比7962万株増となった。
高インフレによる企業業績の悪化や、米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げによる景気減速懸念から、ダウ平均は前日までの2日間で計約1400ドル下落した。
その反動で、ダウ平均は高く始まったものの、次第に上げ幅を縮小し、マイナス圏で取引を終えました。
終盤は買い戻しが優勢となり、1日の値幅は900ドル近くに達し、不安定な値動きとなった。
FRBは、インフレ抑制を改めて優先し、金融引き締め政策を継続することを示唆した。
カンザスシティ連邦準備銀行のジョージ総裁は前日のCNBCテレビのインタビューで、インフレ率は「高すぎる」、金利は引き続き引き上げる必要があるとの考えを強調した。
市場では、FRBの急速な利上げが景気後退につながりかねないとの懸念が強まっている。
米銀のエコノミストの中には、来年後半に米経済の成長率が0%に近づくとの見方もある。
これとは別に、このところ売られていたハイテク株や消費者関連株が上昇した。
セールスフォース2.6%、シスコシステムズ2.9%、アップル0.2%、ナイキ1.5%、ウォルマート0.1%上昇した。
また、メルクが1.6%上昇するなど、ヘルスケア関連銘柄の上昇も目立ちました。
一方、景気変動に敏感な銘柄は下落し、ダウ平均の重荷となった。
キャタピラーが4.3%、ボーイングが5.1%、ハネウェル・インターナショナルが1.5%、3Mが2.1%下落した。
テスラは6.4%安だった。テスラはイーロン・マスクCEOのセクハラ疑惑のニュースで6.4%安だったようです。
来週は一方的な相場となりそうだが、短期以外は焼け石に水かもしれない。
市場はソフトランディングを求めている。
それは、思惑や状況、指標によって行われるでしょう。
判断力のある超短期か、資金力のある超長期しか残らないだろう。
もちろん、風向きを変えるような好材料があれば別だが。
当面は、米国経済を注視していきたいと思います。